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横浜国立大学(建築計画研究室・建築環境工学研究室)では、近年の高齢化や郊外住宅団地の高経年化をふまえ、風通しのよい団地の良さを継承しつつ、冬のヒートショック対策につながる技術開発に取り組んできました。

2014年度には、中央地区住宅管理組合のご協力を得て、(株)翔設計と大学の共同研究が始まりました。このとき、まず浴室の寒さ改善をねらいとするDIY簡易改修の試みを8世帯13名の方のご協力を得て実施しました。2018年度には、 (株)翔設計・(株)伊勝と大学の共同研究により、浴室だけでなく住まい全体に及ぶDIY簡易改修を施したモデルルームを住戸オーナーのご協力のもとで開設、住民の方の来場・体験を得て改修の評価を行いました。

冬の寒さをなんとかできないだろうか、と感じたときに、参考にしていただき、住まいの環境改善に取り組む際の一助になれば幸いです。

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